サカナは本の虫

読書記録をつけたりつけなかったり…ネタバレはしないようにしてる

2019-01-01から1年間の記事一覧

きみの世界に、青が鳴る /河野 裕

「いなくなれ、群青」から始まる階段島シリーズの完結編。 主人公の七草がピストルスターを崇拝する話、 「心を穿つ青春ミステリ」というキャッチコピーが使われているけれど、恋愛小説に思えた。

ジェノサイド 下 /高野和明

面白かった。研究したい。創薬いいね。

ジェノサイド 上 /高野和明

おもしろい、下巻が楽しみ

捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest /森博嗣

Vシリーズ8作目。 保呂草潤平vs西之園萌絵 保呂草さん視点の萌絵が新鮮(3回目やけど)。 エピローグで紅子さんと保呂草さんが会って、萌絵と紅子さんの関係、つまりへっくん(犀川創平)の恋人が萌絵ということを知ることを、「紅子さんと萌絵の類似性に保呂草…

赤緑黒白 Red Green Black and White /森博嗣

Vシリーズ最終巻。 知ってるからか、 どことなく別れの雰囲気が作中に漂う。 四季さんと紅子さんのラストシーンでは、四季さんの中の1人の栗本基志雄の話でそれをすぐに受け入れられたのは、おそらく、紅子さん自身も多重人格だから。 保呂草さんかっこいい。

イラストで読むAI入門 /森川幸人

すごく初歩の初歩な本。わかりやすい。 わざわざ「AIにできること」とか聞くのが馬鹿らしくなるくらいにはなんでもできるし、あって当然のものになっていく。 AIは特徴を掴むのが上手いから、何かの特徴を知りたい時に使えそう。 人間の気持ち的な問題で導入…

朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away /森博嗣

超音波科学者の続き タイトルのリズム感が好き 今回は割とトリックを覚えていた 保呂草がかっこよくて、紅子さんが可愛くて美しくて、練無はかわいくて、紫子さんはいい

それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? /森博嗣

WWシリーズ1作目。Wシリーズの続き。 真賀田四季は偉大。

六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientist /森博嗣

だいたい1年半ぶり2回目 面白かった ふと読みたくなったから読んだ 2.5時間ぐらいで読み切れた

χの悲劇 The Tragedy of χ /森博嗣

Gシリーズの10作目。 後期三部作(χの悲劇、ψの悲劇、ωの悲劇)の1作目で、シリーズの転換期らしい。実際読み進めるとその通りで、 前作から時間も相当経っており(30〜40年ぐらい?)、また、登場人物もすべてがFになるなどで出てきた島田文子が主人公で、他は初…

限りなく透明に近いブルー /村上龍

酒・薬・女4割ぐらいで挫折した。気が向いたらまた読む。

サイタ×サイタ EXPLOSIVE /森博嗣

『あ、そう……。よく知っているわね、そういうことを』 『ええ、聞きかじっただけですけど』 『衝撃波って、何?かめはめ波みたいなもの?』 『かめはめ波が、どんなものか知りません』『動機って、よく、警察は動機について調べているってニュースで言ってま…

スカイ・イクリプス SKy Eclipse /森博嗣

夢を見た。 人を撃つ夢だった。 一人は女。 暗闇の中で十字を切っていた。 もう一人は男。 ネオンの黄色い光が下から照らしていた。 二人とも、撃ってくれと、頼んだのだ。 彼女は引き金を引いた。 躊躇なく。 スカイ・クロラシリーズの短編集。 シリーズ本…

クレイドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky /森博嗣

飛ぶにも、 生きるにも、 軽い方がいい。 空には、軽いものだけが上がってくる。 自由なものだけが上がってくる。 待ってろ。 また、会おう。 また、踊ろう。 自由に。 美しい空で。 一応この巻で本編は一周しました。 残すは短編集のみ。現実は夢で、夢は現…

フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life /森博嗣

知っているんだ。 命がここにあることを。 僕の命も、 君の命も、 全てがここにある。 ここにあった。 墜ちていった奴らの命がさえも、 ここにある。 クリタのおはなし スカイ・クロラに繋がっていく感じ

ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven /森博嗣

地上では、死んでいる者たちが、死ぬことを恐れ、 雲に覆われた灰色の空しか見ていない。 希望はない。 死んでいる者たちは、綺麗に死ぬことができないからだ。 そうか……。 僕は、空で死ぬことを望んでいるのだ。 今、それに気がついた。 雲の上にある天国へ…