サカナは本の虫

読書記録をつけたりつけなかったり…ネタバレはしないようにしてる

捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest /森博嗣

Vシリーズ8作目。
保呂草潤平vs西之園萌絵
保呂草さん視点の萌絵が新鮮(3回目やけど)。
エピローグで紅子さんと保呂草さんが会って、萌絵と紅子さんの関係、つまりへっくん(犀川創平)の恋人が萌絵ということを知ることを、「紅子さんと萌絵の類似性に保呂草よりも先に気付く人がいた」って表現してたのが好き。
四季の秋にここのペアが出てくるから読みたくなった。

赤緑黒白 Red Green Black and White /森博嗣

Vシリーズ最終巻。
知ってるからか、
どことなく別れの雰囲気が作中に漂う。
四季さんと紅子さんのラストシーンでは、四季さんの中の1人の栗本基志雄の話でそれをすぐに受け入れられたのは、おそらく、紅子さん自身も多重人格だから。
保呂草さんかっこいい。

イラストで読むAI入門 /森川幸人

すごく初歩の初歩な本。わかりやすい。
わざわざ「AIにできること」とか聞くのが馬鹿らしくなるくらいにはなんでもできるし、あって当然のものになっていく。
AIは特徴を掴むのが上手いから、何かの特徴を知りたい時に使えそう。
人間の気持ち的な問題で導入が進まないのはたぶんもうちょっとしたら関係なくなる

朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away /森博嗣

超音波科学者の続き
タイトルのリズム感が好き
今回は割とトリックを覚えていた
保呂草がかっこよくて、紅子さんが可愛くて美しくて、練無はかわいくて、紫子さんはいい