サカナは本の虫

読書記録をつけたりつけなかったり…ネタバレはしないようにしてる

きみの世界に、青が鳴る /河野 裕

「いなくなれ、群青」から始まる階段島シリーズの完結編。 主人公の七草がピストルスターを崇拝する話、 「心を穿つ青春ミステリ」というキャッチコピーが使われているけれど、恋愛小説に思えた。

ジェノサイド 下 /高野和明

面白かった。研究したい。創薬いいね。

ジェノサイド 上 /高野和明

おもしろい、下巻が楽しみ

捩れ屋敷の利鈍 The Riddle in Torsional Nest /森博嗣

Vシリーズ8作目。 保呂草潤平vs西之園萌絵 保呂草さん視点の萌絵が新鮮(3回目やけど)。 エピローグで紅子さんと保呂草さんが会って、萌絵と紅子さんの関係、つまりへっくん(犀川創平)の恋人が萌絵ということを知ることを、「紅子さんと萌絵の類似性に保呂草…

赤緑黒白 Red Green Black and White /森博嗣

Vシリーズ最終巻。 知ってるからか、 どことなく別れの雰囲気が作中に漂う。 四季さんと紅子さんのラストシーンでは、四季さんの中の1人の栗本基志雄の話でそれをすぐに受け入れられたのは、おそらく、紅子さん自身も多重人格だから。 保呂草さんかっこいい。

イラストで読むAI入門 /森川幸人

すごく初歩の初歩な本。わかりやすい。 わざわざ「AIにできること」とか聞くのが馬鹿らしくなるくらいにはなんでもできるし、あって当然のものになっていく。 AIは特徴を掴むのが上手いから、何かの特徴を知りたい時に使えそう。 人間の気持ち的な問題で導入…

朽ちる散る落ちる Rot off and Drop away /森博嗣

超音波科学者の続き タイトルのリズム感が好き 今回は割とトリックを覚えていた 保呂草がかっこよくて、紅子さんが可愛くて美しくて、練無はかわいくて、紫子さんはいい

それでもデミアンは一人なのか? Still Does Demian Have Only One Brain? /森博嗣

WWシリーズ1作目。Wシリーズの続き。 真賀田四季は偉大。

六人の超音波科学者 Six Supersonic Scientist /森博嗣

だいたい1年半ぶり2回目 面白かった ふと読みたくなったから読んだ 2.5時間ぐらいで読み切れた

χの悲劇 The Tragedy of χ /森博嗣

Gシリーズの10作目。 後期三部作(χの悲劇、ψの悲劇、ωの悲劇)の1作目で、シリーズの転換期らしい。実際読み進めるとその通りで、 前作から時間も相当経っており(30〜40年ぐらい?)、また、登場人物もすべてがFになるなどで出てきた島田文子が主人公で、他は初…

限りなく透明に近いブルー /村上龍

酒・薬・女4割ぐらいで挫折した。気が向いたらまた読む。

サイタ×サイタ EXPLOSIVE /森博嗣

『あ、そう……。よく知っているわね、そういうことを』 『ええ、聞きかじっただけですけど』 『衝撃波って、何?かめはめ波みたいなもの?』 『かめはめ波が、どんなものか知りません』『動機って、よく、警察は動機について調べているってニュースで言ってま…

スカイ・イクリプス SKy Eclipse /森博嗣

夢を見た。 人を撃つ夢だった。 一人は女。 暗闇の中で十字を切っていた。 もう一人は男。 ネオンの黄色い光が下から照らしていた。 二人とも、撃ってくれと、頼んだのだ。 彼女は引き金を引いた。 躊躇なく。 スカイ・クロラシリーズの短編集。 シリーズ本…

クレイドゥ・ザ・スカイ Cradle the Sky /森博嗣

飛ぶにも、 生きるにも、 軽い方がいい。 空には、軽いものだけが上がってくる。 自由なものだけが上がってくる。 待ってろ。 また、会おう。 また、踊ろう。 自由に。 美しい空で。 一応この巻で本編は一周しました。 残すは短編集のみ。現実は夢で、夢は現…

フラッタ・リンツ・ライフ Flutter into Life /森博嗣

知っているんだ。 命がここにあることを。 僕の命も、 君の命も、 全てがここにある。 ここにあった。 墜ちていった奴らの命がさえも、 ここにある。 クリタのおはなし スカイ・クロラに繋がっていく感じ

ダウン・ツ・ヘヴン Down to Heaven /森博嗣

地上では、死んでいる者たちが、死ぬことを恐れ、 雲に覆われた灰色の空しか見ていない。 希望はない。 死んでいる者たちは、綺麗に死ぬことができないからだ。 そうか……。 僕は、空で死ぬことを望んでいるのだ。 今、それに気がついた。 雲の上にある天国へ…

ナ・バ・テア None but air /森博嗣

みんな、踊っている。 違いは、なにもない。 周りには、空気しかない。 なにもない。 命も、死も。 スカイ・クロラシリーズの1巻目。 課題に追われながらも、読み進めると止まらなかった。 このシリーズはこの人の物であることがわかる。シリーズのラスト(…

イデアの影 The shadow of Ideas /森博嗣

『ねえ、教えて。貴方の名前は?』 『僕は、誰かではない。ほかの誰でもない。』 夢と現実とが曖昧になっていくお話。 毎度のように、物語に入り込むのに時間がかかったけれど、入って仕舞えばすぐに最後まで進んだ。

スカイ・クロラ The Sky Crawlers /森博嗣

僕はまだ子供で、 ときどき、 右手が人を殺す。 その代わり、 誰かの右手が、 僕を殺してくれるだろう。 スカイ・クロラシリーズの最初に発行された本であり、完結編。 「森博嗣っぽい」と思いながら読んでいました。森博嗣自身が「森博嗣の本質に最も近い」…

黒猫の三角 Delta in the Darkness /森博嗣

Vシリーズを読むのは2回目です。 森博嗣はこのシリーズのコンセプトとして、シンプル、シャープ、スパイシィのSSSを掲げています。*1 僕自身、森博嗣のミステリの中では、1番オーソドックスなミステリだと思っています。理由は、事件がちゃんと(?)解決される…

そして二人だけになった Until Death Do Us Part /森博嗣

騙された。というより、もはや何が何なのかわからない、という人が多そう。僕も然り。 森博嗣に慣れていない人の感想を知りたい。

人間のように泣いたのか? Did She Cry Humanly? /森博嗣

Wシリーズ完結。 真賀田四季の描いた世界を最後まで見届けたかった。 世界の流れをルーズな、長期的な視点で見てみたい。

天空の矢はどこへ? Where Is the Sky Arrow? /森博嗣

人間とウォーカロンの違いとは。 人工知能の行き着く先とは。

血か、死か、無か? Is It Blood, Death or Null? /森博嗣

デボウ、メグツシュカ、マイカ、ドリィ、、、百年シリーズに登場した彼ら何者だったのか。 そしてミチルの謎が生まれた(見えていなかっただけ?)。 彼の脳を手に入れた真賀田四季は何をするのか。 彼女は世界の何を見て、何を仕組んだのか。