サカナは本の虫

読書記録をつけたりつけなかったり…ネタバレはしないようにしてる

χの悲劇 The Tragedy of χ /森博嗣

Gシリーズの10作目。
後期三部作(χの悲劇、ψの悲劇、ωの悲劇)の1作目で、シリーズの転換期らしい。

実際読み進めるとその通りで、
前作から時間も相当経っており(30〜40年ぐらい?)、また、登場人物もすべてがFになるなどで出てきた島田文子が主人公で、他は初見だった。

本編は、Gシリーズの特徴といえる、真賀田四季の影が感じられるような感じられないような話。森博嗣が明言しているように、百年シリーズ、Wシリーズへと繋がっていくような雰囲気が見られた。

エピローグが衝撃的だった。